寿ホームの断熱・基礎
基礎断熱とは?
床下に断熱材を施工せず、基礎の立ち上り部分に断熱材を施工し、建物の外周部で断熱を行う工法です。この工法は、床断熱に替わる断熱技術として外国で生まれ、北海道の住宅で試行、検証され、昭和50年代に寒冷地の汎用技術として確立しました。基礎断熱は床下換気口がなく、密閉されるので外気の影響を受けず、室内環境の安定につながります。
基礎断熱のメリット
- 外気 -40℃でも水道管が凍結しない
- 災害時停電したとしても3日間程度、室内温度が15℃以上で安定
銅製束の設置状況
床下空間のメリット
- 床下にパネルヒーターを下ろし、床下放熱器として利用できることから、リビングをスッキリすることが出来る
- 銅製束を床下に設置できるので、長い暮らしの中で床鳴りが発生した場合、床下に潜って容易にメンテナンスが出来る。
外壁と基礎に使用する断熱材は…
ビーズ法ポリスチレンフォーム
(EPS)断熱材
EPSは一般には「発泡スチロール」と呼ばれ、梱包材として広く使われています。市場などで新鮮な魚を入れていたり、カップラーメンの容器であったり、電化製品など精密機械の緩衝材などに使われています。
様々な用途で使われているEPSの特徴は、なんといってもその断熱性です。冷たいものは冷たく、温かいものは温かく、長時間保冷・保温、外からくる熱・内から出る熱もシャットアウト。さらに、水は通さず、水蒸気は通す性質をもち、軽くて緩衝性の高い断熱材で、施工性にも優れています。他の断熱材と違い経年変化がほとんどないため、性能の低下が少ない断熱材です。
寿ホームの住宅は断熱性能が高いためZEH Oriented(ゼッチオリエンテッド)に標準対応。
※ZEH Orientedとは?
多雪地域など一部のエリアで太陽光パネルなど「創エネ」設備がなくても断熱性能が高く、ZEHの条件を満たす建物のことを指します。(住宅ローン控除、各種補助金で優遇されます。)
太陽光パネルなどを設置すれば通常のZEH住宅にも対応可能です。